日記

年末年始のお知らせ

世の中は情報に満ちている。そして我々はその情報を自由に自分の意思で取捨選択していると思っている。しかしその裏で実は自分で選択した筈の情報に操られ、踊らされている事も数多い。 服の流行なんてその最たるものだ。流行は決して自然発生するものでは無…

ただいま!!

大変御無沙汰してしまいました。 7月6日に無事帰国は済ませていましたが、毎度の通り全てを出し切っての帰国、体調の回復、一ヶ月旅して溜まりに溜まったデータの整理、そして壊してしまったスマホの復旧を終えて、いざ此処に戻りました。再び宜しくお願い…

終活

私は50才になるにあたってひとつ生きる上での目標を定めました。逝くまでに100か国を巡ると言う事。私はこれまで訪れた国の数で競うような旅を否定してきましたし、それはこれからも変わりません。だからただ数の帳尻合わせの旅では意味がありません。…

ご無沙汰しました。

大変ご無沙汰してしまいました。 公私とも様々な事で心身共に病んでおりました。 そんな中、先日迎えた生誕50周年の記念日。(去る4月5日) 半世紀生き抜いた記念日にこんな気持ちのままじゃ…と思い、自分を心機一転させようと赴いた旅行代理店。そこへ向…

今年の抱負に変えて

昔は年末になると日本人が好む忠臣蔵が良く放映されていたが、今はどうなのだろう?私はこの物語が余り好きでは無い。今に置き換えて考えればこうだ。嫌な上司の嫌がらせに切れて暴力で訴えた浅野内匠頭。 「おいおい、藩のお頭である貴方がそんな事したら後…

お知らせ

モロッコ旅行記連載中でしたが配分を間違え、旅立つ時が来てしまいましたので、一旦筆を置き旅立たせて頂きます。帰国後モロッコ旅行記を完結させ今回の旅行記を始めたいと思います。宜しくお願いします。 昨日、仕事を終え帰宅し、愛用のDバッグから汚物(…

近況報告

更新が遅れて申し訳ございません。喘息等などちょっと体調が優れなかったりなんなりで…。 更に会社から野暮な命令が降りまして…。本人は全く望んではいないのですが、ちょっと資格試験を受けざる得ない事となりまして…。好きな事は倒れる迄追求するけど、興…

古き友人

? この2ヶ月、雨と曇りの日数を引いたなら、間違っても二桁の数字には至るまい。突然寒くなった。このシーズン、疲れが貯まると厄介な古き友人が訪れる。彼の名は喘息。普段は全く疎遠になっているものの、季節の変わり目、体調を崩すと不意に顔を出す。 幼…

降臨

ご無沙汰となってしまいました。ちょっと仕事が押していた事と…。 毎度恒例の…突然降りてきたのです。旅の神様が…。 「さっくん、旅に出ろ!」 と…。 旅の神様の命令は絶対です。仕事中にも関わらず私の脳は活発に行き先を探し求めます。 しかし今回は粗方方…

好き嫌い

私は食べ物に関して殆どと言って良い程好き嫌いが無い。過去に一緒にいた女性に 「さっくんは何作っても美味しいと食べるから、張り合いがある様な無い様な…」 って言われた事がある。張り合いがある様で、逆に手を抜いても、何作っても返答に代わり映えが無…

依存症

依存症と言う病気がある。世間では意思薄弱だから依存症になる、なんて考えられがちだが、依存症は脳のメカニズムが変わってしまう、列記とした脳の病気だ。 依存症にかかってしまうと患者の脳は、依存の対象が体内に入っている状態こそ正常な状態であると誤…

零戦

零戦は第二次世界対戦の名機として誉れ高い。本当にそうだろうか?零戦が名機と言われる理由は航続距離と旋回性能に寄る。大戦開始当時の戦闘機の戦いは如何に敵機の背後を取るかにかかっていたから、とりわけ旋回性能に優れた零戦が有利に戦闘をこなしたの…

ソウルフード 続編

前回ソウルフードについて書いた。本家のソウルフードには重い、重い、由来があったが、今ではローカルフードまでソウルフード等と呼ぶ場合がある。それなら私の個人的なソウルフードを挙げてみようと思う。 間違いなくそれは袋麺だ。決してカップヌードルで…

殺処分

仕事でちょくちょく役場へ行く。とある日、駐車場に一台の軽トラが停まっており、荷台にゲージに入れられた大型犬がいた。黒のラブラドール、狂犬病の予防接種も終わった今、犬が役所の駐車場にいるのは珍しい。これから散歩に出掛けるのかな?と思った。動…

伝言

※上手く再生できないときはコチラから .

泣いて馬謖を斬る

中国史に於いて日本で最も人気があるのが三國志の時代、魏、呉、蜀の三カ国に国が分裂し覇権を競った。そんな中で小説三國志は一番脆弱だが、漢王室の復興を旗印にした蜀を率いた劉備を主人公とした物語だ。 物語終盤、最早蜀の劉備は他界し諸葛亮孔明が一身…

泪橋~忘却の街~

先日仕事の関係で私は東京都荒川区清川町へ出向いた。目的地の近くにある交差点の名前を確認し、感嘆の声をあげた。「泪橋」私と同年代の男子なら同じ感情を抱くだろう。そう!あしたのジョーで矢吹ジョーが通ったジム、丹下拳闘クラブがあった場所だ。 歴史…

首洗い井戸

私は日々様々な場所を仕事で訪れるが、仕事と言う半強制で赴いた先であっても、其所に歴史を感じさせてくれる場所を見つける事が出来、そんな一瞬が楽しい。 (斬られた重忠公の首を洗った井戸があった場所) 神奈川県の横浜と海老名を結ぶ相鉄線の丁度中間に…

地雷を踏んだらサヨウナラ

久々になってしまい申し訳ありません 職業安定所に提出される求人の虚偽に関する訴訟のニュースを読んだ。仕事から帰宅中に事故に遭い亡くなった子供の母親が起こしたものだ。 母親の子供は職安で仕事を見つけ、やっと仕事に就けた事で希望を感じていたと言…

挨拶

仕事で時折バスに乗る。私の地域のバスは昔は荒っぽい事で有名だったが、こんな風潮の昨今は結構丁寧になった。どう考えてもこうしたサービスに慣れてなさそうなゴツ目の運転手さんが停留所や注意喚起を事細かくアナウンスしている。 停留所に到着すれば運転…

GIVE!

皆様、お悼みの言葉ありがとうございます。心配かけてしまってごめんなさい。実は少し以前の話でありまして、心の整理は出来ています。私は大丈夫ですので心配なさならにでください。ただ、此処でちょっともう一つ父の思い出を振り返らせてください。 私の父…

ガードレール

幼い頃初めて父に高尾山に連れていって貰った時の事。高尾山とは東京西にある標高600団?両さな山で、ハイキングコースが整備されていて都民の格好の憩いの場所となっており、子供や老人でも安心して登れる山だ。 しかし東京の下町に住み、それまで山等経…

不都合な真実

パキスタンにて私はラホールからイスラマバードへ向かう道中、ずっと走る先を見つめ続けていた。これよりずっと走った先に峠がある。カイバル峠、アフガニスタンに続く峠だ。その道はアレキサンダー大王が通った道、玄奘三蔵法師が通った道、旅人としていつ…

初笑い

先日スーパーだったかコンビニだったかで焼き魚弁当を買おうとして驚愕した。思わず腹を抱えて大声で大笑いしてしまいそうになって慌てて感情を圧し殺した。 しかし空いた口は塞がらず、よっぽど変な顔を私はしていたのだろう。隣で物色していた小太りのオバ…

2016抱負

明けましておめでとうございます。 さて前回も話した通り昨年はテロと報復のやりあいとなってとても悲しい一年となりました。シリアが何故内戦が何年も終わらないのか?それはアサド政権に親交があるロシアが政府軍に武器を売り、民主化を進めたいアメリカが…

行く年来る年

イスラーム教徒はどうして豚を食べないのか? (パキスタン 夕陽) 良く聞かれる質問ではあります。そんな時、私は問い直したくなります。 「どうして日本人は犬を食べないのですか?」 「当然だろ!」 との叫び声が聞こえてきそうですね。犬は太古は狩猟の…

洒落怖な寄生虫、だけど実は・・・

今年のお盆はいつになく怖い話をネットで見まくった。そんな中で人が寄生虫に支配され寄生虫の産卵の為に水場へと導かれると言う怪談があった。物語にはきちんとその寄生虫の実名まで書かれていた。 不思議に感じたらググらないではいられない私。早速ググっ…

無題

人は知らない人、国、事には酷な事を言う。否、知らないからこそ酷な事を言えるとも言える。イスラームを怖い、悪いと言っている人の殆どは行った事さえなければ、酷い人は悪いと言った国の正確な位置すら知らない人さえいる。 勿論これは日本に限った事では…

人生は不器用ながらも自信を持って!

私の人生は不器用そのものだ。いや不器用では無かったらこんな人生を送っている筈は無い。でもお金が貯まらないのはたまに傷だが、私はそれなりにこの人生を楽しんでいる。 私の旅もまた不器用そのものだ。同じ様な行程ならツアーの方が圧倒的に効率が良い。…

Decade of my life

ミャンマーの旅で私の旅の十年の一区切りが完了した事は前回記した。人生の内の10年間とは結構大きな配分でもあるが、あっという間の十年でもあった。37才に始まって46迄、人の人生の中で一番脂が乗っているだろうこの十年、普通の男なら働き盛りと言…