#練習用

年末年始のお知らせ

世の中は情報に満ちている。そして我々はその情報を自由に自分の意思で取捨選択していると思っている。しかしその裏で実は自分で選択した筈の情報に操られ、踊らされている事も数多い。 服の流行なんてその最たるものだ。流行は決して自然発生するものでは無…

ただいま!!

大変御無沙汰してしまいました。 7月6日に無事帰国は済ませていましたが、毎度の通り全てを出し切っての帰国、体調の回復、一ヶ月旅して溜まりに溜まったデータの整理、そして壊してしまったスマホの復旧を終えて、いざ此処に戻りました。再び宜しくお願い…

終活

私は50才になるにあたってひとつ生きる上での目標を定めました。逝くまでに100か国を巡ると言う事。私はこれまで訪れた国の数で競うような旅を否定してきましたし、それはこれからも変わりません。だからただ数の帳尻合わせの旅では意味がありません。…

ご無沙汰しました。

大変ご無沙汰してしまいました。 公私とも様々な事で心身共に病んでおりました。 そんな中、先日迎えた生誕50周年の記念日。(去る4月5日) 半世紀生き抜いた記念日にこんな気持ちのままじゃ…と思い、自分を心機一転させようと赴いた旅行代理店。そこへ向…

今年の抱負に変えて

昔は年末になると日本人が好む忠臣蔵が良く放映されていたが、今はどうなのだろう?私はこの物語が余り好きでは無い。今に置き換えて考えればこうだ。嫌な上司の嫌がらせに切れて暴力で訴えた浅野内匠頭。 「おいおい、藩のお頭である貴方がそんな事したら後…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。 旅した順番は前後したが、これまで私が旅した記録を繋ぎ合わせ、シルクロードの旅を綴ってきた。そうする事が私のイマジネーションを膨らませ、コーカサスを旅する事を決意させ、そしてイスタンブールで締め括った。 東で…

シルクロードを西へ!最終回

渡し船で旧市街へ戻った。桟橋のあるエミノニュは、バス、トラム、そして渡し船が行き交うイスタンブールの心臓と言える場所。常時地元の人と旅人がいっしょくたとなって混雑している。 昔は交易品が集積される場所だったに違いない。港のすぐ側には香辛料を…

シルクロードを西へ!トルコ編イスタンブール5

テオドシウスの城壁、現在では城壁を遥かに越えてイスタンブールの街は広がる。トラムや交通の障害となるので、幾つかの部分は取り払われてしまったが、城壁は幾つかの部分で嘗ての偉容を今に残す。 (テオドウシスの城壁) コンスタンティノープルは一辺をボ…

シルクロードを西へ!トルコ編イスタンブール4

イスタンブールの旧市街の歴史地区からトラムが走る目抜通りを西に進み、天葢に覆われた巨大なグランド・バザールに向かった。オスマン帝国が築いた歴史あるバザールで、嘗てはシルクロードから届いた商品も此処で売買されたのであろうが、今となっては観光…

シルクロードを西へ!トルコ編イスタンブール3

アヤ・ソフィアから広場を挟んでアヤ・ソフィアと正対する様に建つモスクはスルタン・アフメッド・ジャーミー、通称ブルー・モスクだ。トルコのモスク建築様式は全てアヤ・ソフィアが決定付けたと言っても過言では無い。 コンスタンティノープルを陥落させ…

シルクロードを西へ!トルコ編イスタンブール1

遂にシルクロードを西へ!シリーズの終着駅イスタンブールを紹介する時が来た。多くのシルクロードの記述でもイスタンブールからローマは海路となる記述が多い。東は西安から始まって、これより陸路を辿ってきたシルクロードが終わる場所イスタンブール、世…

シルクロードを西へ!トルコ編カッパドキア

コーカサスの旅で、最後に訪れたアルメニアの首都エレバンで私はアルメニア人の心の拠り所、アララト山を眺める事が出来た。 だがそこはアルメニアでは無くトルコ領、と言う訳で長く続けてきたシルクロードの旅行記も遂にトルコの旅を紹介する時が来た。私が…

お知らせ

モロッコ旅行記連載中でしたが配分を間違え、旅立つ時が来てしまいましたので、一旦筆を置き旅立たせて頂きます。帰国後モロッコ旅行記を完結させ今回の旅行記を始めたいと思います。宜しくお願いします。 昨日、仕事を終え帰宅し、愛用のDバッグから汚物(…

近況報告

更新が遅れて申し訳ございません。喘息等などちょっと体調が優れなかったりなんなりで…。 更に会社から野暮な命令が降りまして…。本人は全く望んではいないのですが、ちょっと資格試験を受けざる得ない事となりまして…。好きな事は倒れる迄追求するけど、興…

古き友人

? この2ヶ月、雨と曇りの日数を引いたなら、間違っても二桁の数字には至るまい。突然寒くなった。このシーズン、疲れが貯まると厄介な古き友人が訪れる。彼の名は喘息。普段は全く疎遠になっているものの、季節の変わり目、体調を崩すと不意に顔を出す。 幼…

降臨

ご無沙汰となってしまいました。ちょっと仕事が押していた事と…。 毎度恒例の…突然降りてきたのです。旅の神様が…。 「さっくん、旅に出ろ!」 と…。 旅の神様の命令は絶対です。仕事中にも関わらず私の脳は活発に行き先を探し求めます。 しかし今回は粗方方…

銀河鉄道999

今回は、私の旅人生に大きく影響を与えたアニメを紹介したいと思う。松本零士氏の銀河鉄道999だ。 未来の宇宙、人類は機械の体を手に入れ永遠の命を手に入れた。一方貧しい人間は機械の体を買う事が出来ず、機械化人間から差別を受けながら生きてかねばな…

好き嫌い

私は食べ物に関して殆どと言って良い程好き嫌いが無い。過去に一緒にいた女性に 「さっくんは何作っても美味しいと食べるから、張り合いがある様な無い様な…」 って言われた事がある。張り合いがある様で、逆に手を抜いても、何作っても返答に代わり映えが無…

依存症

依存症と言う病気がある。世間では意思薄弱だから依存症になる、なんて考えられがちだが、依存症は脳のメカニズムが変わってしまう、列記とした脳の病気だ。 依存症にかかってしまうと患者の脳は、依存の対象が体内に入っている状態こそ正常な状態であると誤…

Fragile

雨が降り続く、憂鬱なニュースを見た。911世界貿易センター崩壊事件の時、現場で救助活動を続けた人々に癌が多発し、次々と命を落としていると言う。 ?史上空前の危機から人命救助の為、命を賭けて働いた彼等が残酷な運命に翻弄されている。 その原因は、崩…

零戦

零戦は第二次世界対戦の名機として誉れ高い。本当にそうだろうか?零戦が名機と言われる理由は航続距離と旋回性能に寄る。大戦開始当時の戦闘機の戦いは如何に敵機の背後を取るかにかかっていたから、とりわけ旋回性能に優れた零戦が有利に戦闘をこなしたの…

ジャズ

クラシックをこよなく愛し自身も地元の楽団でバイオリンを弾いていた母は、私にもクラシックを教えようと願っていたのだろう。私は幼い頃ピアノを習わされていた。しかし近所の友達達との遊びに夢中になって、いつしか母と大喧嘩してピアノを習う事を私は拒…

ソウルフード 続編

前回ソウルフードについて書いた。本家のソウルフードには重い、重い、由来があったが、今ではローカルフードまでソウルフード等と呼ぶ場合がある。それなら私の個人的なソウルフードを挙げてみようと思う。 間違いなくそれは袋麺だ。決してカップヌードルで…

ソウルフード

今から遠い昔話、私は大好きだったjazzを求めてニューヨークに旅立った。 今でこそjazzはお洒落な部類の音楽となったが、jazzが生まれた当初、それは黒人差別に苦しみ、それと戦う彼等の魂の叫びだった。 アフリカから奴隷として連れて来られた彼等、彼等の…

八つ墓村 後編

八つ墓村の原作とはどう言う物語だろうか?実は犬神家の一族や獄門島の様な横溝氏の金田一シリーズの王道とも言える作品とは違い、変化球の作品であると言える。金田一シリーズは長編、短編を合わせると50作にも及ぶシリーズであり、作者、読者共々時には…

八つ墓村 前編

「祟りじゃー!○○小学校は呪われている!○○天神様はお怒りじゃ!お前が来ると血の雨が降る!祟りなのじゃー!」 モップを分解してモジャモジャの部分を頭に被り、柄の部分を杖にして、映画に登場する濃い茶の尼に扮装しては教育実習生を困らせ担任を激怒させ…

殺処分

仕事でちょくちょく役場へ行く。とある日、駐車場に一台の軽トラが停まっており、荷台にゲージに入れられた大型犬がいた。黒のラブラドール、狂犬病の予防接種も終わった今、犬が役所の駐車場にいるのは珍しい。これから散歩に出掛けるのかな?と思った。動…

伝言

※上手く再生できないときはコチラから .

泣いて馬謖を斬る

中国史に於いて日本で最も人気があるのが三國志の時代、魏、呉、蜀の三カ国に国が分裂し覇権を競った。そんな中で小説三國志は一番脆弱だが、漢王室の復興を旗印にした蜀を率いた劉備を主人公とした物語だ。 物語終盤、最早蜀の劉備は他界し諸葛亮孔明が一身…

怪獣使いと少年

少年佐久間良は北海道江差の貧しい家庭に生まれ、父は上京したまま蒸発、母は病死してしまい天涯孤独の身になって父を探しに上京するが、そこで怪獣に襲われてしまう。 そんな彼を救ったのは、地球に環境調査に訪れていたメイツ星人だった。彼は怪獣を超能力…