やりなおしの旅私的ロマンチック街道ヴェネツィア2

 さてヴェネチア散策も陽が傾き始めた。今回もやっぱりゴンドラに乗った。お高い料金だがヴェネチアに来てゴンドラは外せない。勿論相乗りなんてもっての他だ。前回はサンマルコ広場から乗ったから、今回はリアルト橋から乗ることにした。

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今回は動画を写したので残念ながら写真は無いが(下記の4travelのページのリンクからYouTubeにいけます。)途中私の泊まっているホテルの前を通過。ホテルの窓から見える綺麗な建物が郵便局のものと船頭さんが教えてくれた。その反対側が私の部屋だよ!と答えると船頭さんビックリしたりしてそんな会話も楽しかった。

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 楽しいゴンドラが終わったら、今回もまたDFSの屋上からヴェネチアの風景を眺めた。

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サンマルコ広場がヴェネチィアの玄関口ならリアルトはヴェネチアの発祥地でありヴェネツィアの経済の中心だ。

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 さて夕陽も西に傾いてきた。もう一度サンマルコ広場を目指そう!

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 何故なら夕陽を浴びたその瞬間こそサンマルコ寺院の黄金のモザイクが輝きを増し、いっそうサンマルコ寺院を美しく飾るからだ。そんな場面でちょっと不安材料が。前回ヴェネツィアで仮面を買ったのだが、どう見ても相方の仮面を見つけたのだ。しかしゴンドラに乗り終えお店に向かうと生憎の閉店。どこでも買えるデザインでは無かったので大弱り。でももう一軒サンマルコ広場にその系列の店があったので、その店には無かったものの、翌日届けてくれる事を約束。ほっと一息。黄金に輝くサンマルコ寺院を暫し眺め続ける。

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 更に陽が傾いたので今度はアカデミア橋方面に

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ここ周辺の夕焼けも好きな構図。

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滅多に来れない大好きな場所だからゆっくりしていられない。

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早くサンマルコ広場に戻らないと予約していたサンセットクルーズに間に合わん。

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でもついつい立ち寄ってしまう。

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ギリギリセーフで出港。

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今朝も向かったサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ向かい急激に反転。

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言葉が見つからない。

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美しい…。

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時が止まってしまえば良いのに。

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船は日没後はリド島に向かい大きく弧を描いてカステッロ方面へ。途中サンマルコの鐘楼とサン・ジョルジョ・マッジョーレの鐘楼が並ぶ珍しい写真が撮れた。どっちがどっちでしょう?

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カステロ地区の先端はアーセナルと言ってヴェネツィアの歴史的造船所。嘗ての海軍国ヴェネツィアを支えた場所。古めかしいドッグが続く。

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こんな場所に遠くて行けなかったが、見たかった建築が船上から眺められ感動した。サン・ピエトロ・ディ・カステロ。共和国時代のヴェネツィアの大聖堂だ。それにしても遠い。東京で言えば新木場とかに大聖堂がある様なものだ。ヴェネツィア共和国は勿論敬虔なカソリック信徒だが、宗教を隠れ蓑にした外部の権力者には徹底的に与しないと言う意思表示が痛いほど伝わってくる。

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ツアーはカステロ地区のレストランでワインを頂き、サンマルコ広場にて終了した。

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やっぱりサンマルコ広場は夜も美しい。

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さて、最後の晩餐は特別な街ヴェネツィアで特別な料理を頂きたい。と意気揚々にレストランを探したのだがどうもうまくいかない。

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運河沿いに座って夕食を楽しみたいのだが、当方一人旅。そんな旅人しかも東洋人にそんな特等席を与えてくれるレストランなんて存在せず、どこもお断り…。しまいにふてくされてやっぱりバックパッカーらしく切り売りのピザでも…と思い始めた。

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あなたの最大な敵は短期なあなた自身…。キレたり、諦めたりしなければ、もっとまともな人間になれるよ。
良く口煩いヴェネツィア好きの女性に窘められたっけ…。
と思いつつ?
なんだあの店は?

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運河沿いのドアにテーブルがひとつ。

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しかも空いてる。

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そして予約もせずに入ったのに、笑顔で迎え入れてくださって

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そして美味しい。
前菜のシーフードの盛り合わせだけで満腹。
私を断った店は正に前菜の前菜に過ぎなかったのでしょう。

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最終日なので前菜もメインも盛り合わせです。

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初めてデザートまで頼んだ(笑)

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本当に素晴らしいお店で素敵な体験が出来ました。感謝感激でした。