2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2007ジョグジャカルタ旅行記最終回

古都ジョグジャカルタの目抜通りはジャラン・マリオボロと呼ぶ。ジャランとは「通り」の意味で繰り返してジャラン・ジャランと言えば「散歩」と言う意味になる。 (ジャラン・マリオボロ) そんなジャラン・マリオボロを王宮までジャラン・ジャランした。途中…

ボロブドゥールの朝焼け

ボロブドゥールの朝焼け 遺跡内のマノハラホテルでは夕食後地元の民謡が庭先で披露されていた。 その向こうにはライトアップされたボロブドゥールがボンヤリと浮かんでいる。 否が上にも期待が高まる。折角珍しくしっかりしたホテルに泊まったと言うのに、翌…

2007ジョグジャカルタ旅行記6

ではボロブドゥールに登っていこう! 我々の世界から遺跡の最下部の基壇迄は欲に満ちた人間の暮らす欲界だ。其所には因果応報を諭すレリーフで覆われている。その中でも有名なものに「醜い顔」と呼ばれるレリーフがある。人は悪い噂話や悪口が大好きな生き物…

2007ジョグジャカルタ旅行記5

満を持してボロブドールに向かった。例の如く到着前に関連寺院を回った。ムンドゥッツ寺院とパヴォン寺院だ。 (パヴォン寺院) これもまた外観はヒンズー寺院と見間違う形状だが、中に安置された仏像は明らかに仏教のものであるばかりか、仏像的にも非常に…

2007ジョグジャカルタ旅行記4

プランバナン寺院群、最後に訪れたのはプランバナンの中心とも言えるロロ・ジョグラン寺院。此方は純粋なヒンズー寺院だ。仏教を信仰するシャイレンドラ王朝はボロブドゥール建造後衰退してしまった。目の上のタンコブが無くなったマタラム王朝は時が来た!…

2007ジョグジャカルタ旅行記3

白タクの運チャンにプランバナン寺院群を見学しつつボロブドゥールまで向かって貰う事にして、先ずプランバナン寺院群を巡る。 (サンピ・サリ寺院) 先ずは小さな寺院群から巡った。サンピ・サリ寺院のみはハッキリとその形状、奉られている御神体からヒンズ…

2007ジョグジャカルタ旅行記2

インドネシアは日本と同様に自然災害の多い国だ。台風(サイクロン?)火山の噴火、地震、そして津波、被害の種類も日本と同様で、度々甚大な被害を被っている。06年にジョグジャカルタを襲った地震でも遺跡を始め地元の人々に多大な被害をもたらした。 (…

2007ジョグジャカルタ旅行記1

日本でも世界でも日本三大○○やら、世界三大○○やら、何かと三大○○が人々は好きだ。そんな私もエジプト、メキシコとピラミッドを紹介してきて後一つ何か紹介しないと何処か落ち着かない気分になってくる。 (世界一のクフ王のピラミッド) 三大ピラミッドと呼ぶ…

2008メキシコ旅行記最終回

私は最後にこの遺跡の水源となっていたと言う泉セノーテを訪れた。大地に大きな円形の穴があり、その奥に濁った水が満ちていた。そしてこの水場の仕組みを知った時、漸く川も湖も全く無いこの地に文明が興った秘密を知った。 (千本柱の間 新チェチェンイツァ…

2008メキシコ旅行記8

?? さて私が訪れた最後の4つ目のピラミッド、チチェン・イツァのピラミッド、通称エル・カスティージョはマヤ・戦国時代のピラミッドなだけにとてもスパルタンな印象を受けた。 ピラミッドの四面にはそれぞれ階段が設けられているが、その段数は91段。四…