初笑い

 先日スーパーだったかコンビニだったかで焼き魚弁当を買おうとして驚愕した。思わず腹を抱えて大声で大笑いしてしまいそうになって慌てて感情を圧し殺した。

しかし空いた口は塞がらず、よっぽど変な顔を私はしていたのだろう。隣で物色していた小太りのオバチャンに怪訝そうな顔でマジマジと顔を見られてしまった。

何をそんなに驚いたのかって、だってその弁当に

「魚には小骨が入っていますからご注意ください。」

なんて書かれていたんですから!

驚き過ぎて写メを撮っていなかったのを激しく後悔!

きっとね、魚の骨が喉に刺さった客がクレーム入れたんだろうけどね。

でも魚に小骨が有るのは当たり前な話でしょ。それを知らずに喉に刺さっても全くの自己責任だし。そんな常識さえ今の日本人は失ってしまったのか?と唖然としたよ。

私は余りの事に、上田正樹さんの名曲を歌いに大阪の海に出掛けたくなっちゃったさ。


※上手く再生できないときはコチラから


「悲しい色やね」

上田正樹

焼き魚弁当の注意書を見ていたぁ♪

魚の小骨には気をつけて欲しいとぉ♪

泣いたらあかん、泣いたら、情けなくなるだけぇ♪

Hold me tight Oh! 魚 bay blues♪

魚に骨入ってんの?あんた聞くけどぉ♪

Hold me tight♪

そんな事さぇ? 解らんようになったんかぁ♪

Oh!魚の骨は困ったものやね♪

常識無い人がクレームにするからぁ♪

本当に情けない話で思わず

「父ちゃん情けなくて涙出てくるわい!」

と暴れハッチャクの父さんと抱き合って泣きたくなっちゃいました、私。

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って言うか、私は骨が入っていない魚があったら、そっちの方がある意味よっぽど恐ろしいと思うけどね。

魚の骨が喉に刺さってクレーム入れた人はさぞかし甘やかされて育ったんだろうねぇ。

「○○ちゃん!魚は危ないからママが骨全部取って上げるからね!」

って。何もかもママに全部やって貰って育って、社会に出て初めての挫折が焼き魚の骨だったのか?でもそれをまともに受け止めちゃう企業も企業って感じだよなぁ。

お客様は神様だ、安全第一だとは言うけれど過保護も度を超すと・・・子供は過保護に育てると駄々っ子に育つものだけど、そのまま社会にでちゃうとね・・・。

最近つと感じるけど文句は一流だけど自分じゃ何も出来ない大人が増えたよね。

世界の最貧国を旅して、劣悪な環境下、文句ひとつ言わないで暮らしてる人々を見てきていると、こんなんで良いのか日本?って感じる時あるんだよね。

十年前は笑い話で済んだ事がクレームになる昨今、笑ってばかりはいられないよ!明日スーパーで麻婆豆腐弁当買おうとしたなら、外のラベルに注意してね。そこには書かれているかもしれないよ。

「豆腐の角には十分注意してお召し上がりください。」

って(笑)ブハッ!