#練習用

地雷を踏んだらサヨウナラ

久々になってしまい申し訳ありません 職業安定所に提出される求人の虚偽に関する訴訟のニュースを読んだ。仕事から帰宅中に事故に遭い亡くなった子供の母親が起こしたものだ。 母親の子供は職安で仕事を見つけ、やっと仕事に就けた事で希望を感じていたと言…

挨拶

仕事で時折バスに乗る。私の地域のバスは昔は荒っぽい事で有名だったが、こんな風潮の昨今は結構丁寧になった。どう考えてもこうしたサービスに慣れてなさそうなゴツ目の運転手さんが停留所や注意喚起を事細かくアナウンスしている。 停留所に到着すれば運転…

GIVE!

皆様、お悼みの言葉ありがとうございます。心配かけてしまってごめんなさい。実は少し以前の話でありまして、心の整理は出来ています。私は大丈夫ですので心配なさならにでください。ただ、此処でちょっともう一つ父の思い出を振り返らせてください。 私の父…

ガードレール

幼い頃初めて父に高尾山に連れていって貰った時の事。高尾山とは東京西にある標高600団?両さな山で、ハイキングコースが整備されていて都民の格好の憩いの場所となっており、子供や老人でも安心して登れる山だ。 しかし東京の下町に住み、それまで山等経…

不都合な真実

パキスタンにて私はラホールからイスラマバードへ向かう道中、ずっと走る先を見つめ続けていた。これよりずっと走った先に峠がある。カイバル峠、アフガニスタンに続く峠だ。その道はアレキサンダー大王が通った道、玄奘三蔵法師が通った道、旅人としていつ…

初笑い

先日スーパーだったかコンビニだったかで焼き魚弁当を買おうとして驚愕した。思わず腹を抱えて大声で大笑いしてしまいそうになって慌てて感情を圧し殺した。 しかし空いた口は塞がらず、よっぽど変な顔を私はしていたのだろう。隣で物色していた小太りのオバ…

2016抱負

明けましておめでとうございます。 さて前回も話した通り昨年はテロと報復のやりあいとなってとても悲しい一年となりました。シリアが何故内戦が何年も終わらないのか?それはアサド政権に親交があるロシアが政府軍に武器を売り、民主化を進めたいアメリカが…

行く年来る年

イスラーム教徒はどうして豚を食べないのか? (パキスタン 夕陽) 良く聞かれる質問ではあります。そんな時、私は問い直したくなります。 「どうして日本人は犬を食べないのですか?」 「当然だろ!」 との叫び声が聞こえてきそうですね。犬は太古は狩猟の…

The boys of summer

今年の夏は中途半端に終わってしまった様に感じる。一頻り暑い日々が続いたかと思うと、長雨が唐突に夏を持ち去ってしまった。 夏と言う季節は特別な季節だ。これ程季節の終わりが切なく感じる季節は他に無い。日本にも山下達郎氏の「さよなら夏の日」や「あ…

Heart of the matter

誰にでも、この一曲に救われたって曲があると思う。今日は私のそんな一曲を紹介したいと思う。 DON HENLEYのHEART OF THE MATTER。 I got the call today, I didn't wanna hear But I knew that it would come An old true friend of ours was talkin' on th…

洒落怖な寄生虫、だけど実は・・・

今年のお盆はいつになく怖い話をネットで見まくった。そんな中で人が寄生虫に支配され寄生虫の産卵の為に水場へと導かれると言う怪談があった。物語にはきちんとその寄生虫の実名まで書かれていた。 不思議に感じたらググらないではいられない私。早速ググっ…

無題

人は知らない人、国、事には酷な事を言う。否、知らないからこそ酷な事を言えるとも言える。イスラームを怖い、悪いと言っている人の殆どは行った事さえなければ、酷い人は悪いと言った国の正確な位置すら知らない人さえいる。 勿論これは日本に限った事では…

移動日 体が悲鳴をあげている

本日はバガンからヤンゴン迄バスに乗り10時間の移動。ダイレクトとしては飛行機を含め今回一番の移動時間となる。今回のバスもとても快適、ミャンマーのバスはサービス合戦なのかウエットティッシュにミネラルウォーターがついて来る。 最初の休憩は最近出…

タマヤンジー寺院の亡霊

慌ててダートの道を駆け出した。しかし砂に捕まって思うように運転できない。最後に残っていただろう車が老い抜かしていく。私は所々で自転車を押しつつ先に進んだ。 100円レンタルの自転車にライト等と言う最新兵器はついてない。手にする100円ショッ…

バガン遺跡を疾走する

?腹拵えが出来たら休む間もなく散策開始、壮麗なアーナンダー寺院を鑑賞し、その後脇道を入った所にある名所を訪れながらニューバガンに向かう。そこから舗装路に沿って見所を潰しながら一番名所が集まるオールドバガンに入る。こうすれば一回りのルートが出…

気球が舞って一日が始まる

?翌朝4時過ぎには起床して5時にホテルの鉄条を開け私の一日が始まった。昨日は勢いで走ったから何とかなったが、シェーサンドー迄の道程は約7キロ、それにアップダウンが微妙に繰り返されるので足に堪える。乾期のバガンは日中は暑いが夜になると上着が無…

バガンに陽が落ちる

世界遺産と日常生活について?此処に良い例がある。ドイツ、ドレスデン近郊のエルベ渓谷だ。世界遺産に登録された街は観光客で潤い活気づいていた。しかし人口増加に伴い渓谷を渡る為には慢性的な渋滞が起こり住民を苦しめていた。 しかし新しい橋を作ると景…

生きている遺跡

?さてバガンは広大な地域名で観光客の基地となる街は三つに別れる。まず一つがニャンウーと言う村で古くからこの地域の交通の要衝だった場所。それは今でも変わる事無く飛行場、バスターミナル、船着き場のどれからもアクセスが良く、当然安宿も此処に多いが…

遺跡は語る

マンダレーを後にして、この旅最大の目的地バガンヘと向かった。バガンはマンダレー近辺に王都が移されるまでミャンマー中央部に栄えた王朝で小乗仏教をこの地に持ち込み、最盛期は4万に及ぶ仏塔が建立されたと言う。今尚2千を越す仏塔が残されていると言…

ミャンマーの食事

?此処でミャンマーの食事について書いておきたい。夕食ではなんと言ってもカレーである。とは言っても外国人に理解しやすい様に便宜的にそう呼んでいるだけと思われ実際は大きく異なるし辛くも無い。現地ではヒンと呼ばれる。山羊ならサッターヒン、鳥ならチ…

アマラプラの落日

ザガインはバガン王朝が滅びた後に勢力を増したシャン族が此処に王朝を建てた後、何度か王朝が代わっている。今どの王朝の史跡も残ってはいないが、歴代彼等が奉ってきた仏塔が山を覆い、マンダレーと同じくザガイン・ヒルと言う大きな聖域を作っている。 頂…

ザガイン鉄橋を渡って

?現在のインワは昔王宮があったとはとても思えない風景が広がる。長閑な椰子が林立する大地には池が点在し、その中に雨季には水嵩が上がるのだろう高床式住居の村がある。それが今のインワだ。残る仏塔は寂れるまま規模もそれ程大きくは無く豊かな自然に飲み…

僧侶達の食卓

?車窓では無かったバイクの後から眺める景色はそれは最高だった。走り抜けていく車、人を物資を過剰に満載したトラック、バス。アジアだなぁとつくづく感じさせるが之ももうすぐ終りかもしれない。 車が増えすぎたヤンゴンでは最早バイクタクシーは認められ…

バイクタクシーに跨がって

朝、私の用意が済むと早速バイクタクシーの運チャンはやって来た。私の経験上こうした個人経営の運チャンは決して約束の時間を違え無い。バンコクのバスのアジアンタイムなのと大違いなのだ。不思議なものだ。 ?街で捕まえるのと違く予約していたからだろう…

マンダレーヒル サンセット

?雨の多いミャンマーらしく登山路は全て屋根で覆われているから暑い日中でも快適なのだが、仏教に敬謙なミャンマーでは登山路も聖域なので靴は疎か靴下もアウトだ。雰囲気的には高尾山と言ったところか?高さはそれの半分以下だと感じた。 ?お土産屋さんが軒…

いつだって始まりはバンコクから

ライトアップされたワットアルンをチャオプラヤ川越しに眺めていると様々な思い出が去来する。バンコクは東南アジアの、いや世界のハブとなる街だ。だから東南アジア、中東、そしてアフリカへと旅する毎にこの街を訪れ、そして目指す先へと旅立っていった。…