Fragile

雨が降り続く、憂鬱なニュースを見た。911世界貿易センター崩壊事件の時、現場で救助活動を続けた人々に癌が多発し、次々と命を落としていると言う。

?史上空前の危機から人命救助の為、命を賭けて働いた彼等が残酷な運命に翻弄されている。

その原因は、崩壊した貿易センタービルに大量に使用さてていたアスベストだとか、爆破に小型核が使用され、それが放った放射能だとか言われている。

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結局あの事件の真相は何だったのか?

明確に解っている事。それは飛行機の激突で発生する熱では鋼鉄製の高層ビルを崩壊させる事が出来ないと言う事。

崩壊させるには鋼鉄をも一瞬のうちに溶解させられる高温を発する爆薬が使用されたと言う事。

そして、テロリストには世界貿易センタービルに爆薬を仕掛けるタイミングが無かった事。

実は世界貿易センタービルは、事件当時老朽化が進み、賃貸希望者も激減し、メンテナンス費用がかさみ、手に余る物件だったと言う。解体したくとも大量に使われたアスベスト故超高額の費用がかかってしまう。

そんな物件にも関わらず、事件の数週間前、不動産王が世界貿易センタービルの賃貸権を獲得した。その時彼は破格のテロ保険がかけられたと言う。勿論事件後、彼は80億もの大金を手に入れている。

一方アメリカはブッシュは父が完徹させられなかったイラクへの戦争を始めたくて仕方が無かった。

手を余したビルを取り壊し、大金に変えたかった不動産王。戦争へのきっかけを求めていた大統領。点と線が結ばれていく…。

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嗚呼あの時も同じだった。アメリカは太平洋戦争突入への世論を勝ち取る大義名分を探していた。其処に日本がハワイを襲撃する計画がある事を察知する。

その旨をハワイに知らせる事無く意図的に日本にハワイ襲撃を成功させた。

そしてハワイに奇襲をかけるとは、卑怯な日本人め!とばかりに「リメンバーパールハーバー」を標語に国民の圧倒的指示を勝ち取って太平洋戦争に没入していく。

世界貿易センター事件の後も全く同様。事件の真相もあやふやなまま、ジョージ・ブッシュは十字軍と言う言葉さえ持ち出してイスラームへと侵略を開始する。

あの時のハワイ市民も、世界貿易センターに携わった人々も、戦争を始める出汁として捧げられた生け贄なのか…。

おぞましい事だな…

現在も世界情勢を見渡せば、あれ以来世界中にばら蒔かれた憎しみの雲が空を覆い、悲しみの雨が降り続けている。まるで今の空模様の様に。


そんな憂鬱な雨の夜は、部屋の片隅で埃をかぶったガットギターでも引っ張り出そうか。

Sting Fragile

If blood will flow when flesh and steel are one
Drying in the color of the evening sun
Tomorrow's rain will wash the stains away
But something in our minds will always stay

Perhaps this final act was meant
To clinch a lifetime's argument
That nothing comes from violence and nothing ever could

For all those born beneath an angry star
Lest we forget how fragile we are

On and on the rain will fall
Like tears from a star
Like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are
How fragile we are

On and on the rain will fall
Like tears from a star
Like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are
How fragile we are
How fragile we are
How fragile we are

鋼鉄と肉体が交差した時血は流れ、夕陽に照らされ
やがて乾いていく。
しかしそれも明日降る雨が洗い流す事だろう
だけど私の心には決して拭えない何かが残る

恐らくこの最終的行為は生涯賭けての主張をねじ伏せる為に意図されたのだろう。
しかし暴力は何の解決を生む事は無かった。
この怒れる星の下に生きる
全ての人々の為に
我々が如何に脆いかを忘れぬ様に

雨は永遠と語り続ける
まるで星が泣いている様に
雨は永遠と降り続ける
我々が如何に脆い存在であるか