ブルネイ旅行記

ブルネイ旅行記最終回

そのまま地下鉄に乗っていれば海底トンネルを潜り、そのまま香港駅まで行けるのだけど、私は手前の駅で降りた。ヴィクトリアハーバーから眺める香港島の夜景を眺めたかった事とスターフェリーでヴィクトリアハーバーを渡りたかったからだ。これを抜きにして…

ブルネイ旅行記香港編2

天際100を後にしてヴィクトリア湾をスターフェリーに乗って渡り香港島へ。 ピークトラムに乗車してヴィクトリアピークに登った。 途中駅でなんと結婚式に出くわした。香港を代表する風景を舞台に結婚式を挙げられるなんて素晴らしい事だが、中国人女性の…

ブルネイ旅行記香港編1

ブルネイ最後の朝ももうお馴染みとなったオバチャンのナシチャンプル。オバチャンと猫チャンにお別れを告げてトランジット先の香港へと向かった。余りにもこじんまりとしたブルネイの空港から訪れると香港国際空港は余りにも人が多くてのぼせそうになる。し…

ブルネイ旅行記7

再び街に戻ればブルネイ川にはミズスマシの様にモーターボートが行き交い人々を水上集落へと導いている。街で働いたり買い物を済ませた人々が彼等の戻るべく場所へと戻っていく。 水上集落は一見驚きの目で見てしまうが、実は良く良く考えてみれば、以前なら…

ブルネイ旅行記6

本日の朝も朝市のオバチャンの屋台のナシチャンプルで一日が始まった。屋台のオバチャンも私の顔を覚えていてくれた。屋台の猫も私の顔を覚えていてくれた。ナシチャンプルしか無いけどそれで良い。それだけで良い。 昨日指定された場所からスピードボートに…

ブルネイ旅行記5

遥か昔、中国のザイトィーン(泉州)から旅に出た帆船は此処ブルネイに立ち寄り、マラッカ、インドを経てアラビアへと航海を続けた。シンドバッドやイブン・バトゥータも此処を訪れたのであろうか? そんな想いを巡らせながら桟橋でボートを待っていると、向…

ブルネイ旅行記4

再び街の中心に戻った。街の規模も小さく、見るべきポイントも二つのモスクと博物館程度。だけど此処からが私の旅の真骨頂、人々の暮らしが息づく旧市街を散策する事。 (モスクの裏手にも水上集落が広がる) しかし此処の旧市街は他所とは大きく事なり、カン…

ブルネイ旅行記3

朝イチで朝市に東南アジアの雰囲気に浸りに行った。裕福な国とは言え、市には東南アジアらしさが溢れている。 そこで一軒のナシチャンプルの屋台に入った。ナシとは「ご飯」チャンプルは「混ぜる」即ち混ぜご飯。野菜や肉、揚げ物まで付いて約70円。思わず…

ブルネイ旅行記2

正式名ブルネイ・ダルサラーム(永久に平和なブルネイ)は1984年に独立した新しい国だ。第二次大戦後、イギリスから独立を果たしたマレーシア連邦に加入する事なくイギリス連邦に留まり、以降単独で独立を果たした。 天然ガスや石油の埋蔵量に富んだこの…

ブルネイ旅行記1

2012年に訪れた小さな旅、ブルネイの旅を紹介したいと思う。当時は私のテーマ、イスラームの旅の真っ只中、ちょっと色々あった後だったので、低予算で行ける場所は無いか?と探していた矢先に見つけた旅先だった。 日本に比較的近い東南アジアにありなが…