シルクロードを西へ!新疆編12北京

 ウルムチを経由して北京に戻った。これ迄中国政府を色々叩いたが、私は異民族を弾圧する政策を許せないだけであって、中国人には何も恨みも無ければ、寧ろ中国史や中国の物語は大好きなので、歴史的見所の詰まった北京は大好きな街でもある。

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(正陽門)
 今回はトランジットの半日の滞在なので急ぎ足で見所を駆け巡る。昔なら北京城へと続く表参道の前門大街は、今やオリンピックで再開発され外資系の店舗が連なるお洒落な通りだ。それを突き抜けると箭楼が立ちはだかる。その裏に聳えるのが北京城の正門、正陽門だ。昔は西安の様に左右から城壁が四方を取り囲んでいた。

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天安門
 此処を潜れば昔の北京城内になる。目前には何も無い広大な広場が広がる。即ち天安門広場民主化を求める学生達を共産党の装甲車が轢き殺していったあの事件を思い出さずにはいられない。

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(午門)
 その先に立つ城門こそ天安門。更にその奥の午門を潜れば紫禁即ち故宮となる。実は故宮清朝を興した満州族の宮殿であり、漢民族が築いたものではない。

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故宮・太和殿)
 このどでかい宮殿をじっくり見学したら丸一日はかかる。残念ながら北へ向かって駆け抜けて、以前訪れた時行く事が叶わなかった景山公園に登って夕暮れの紫禁城を眺めた。

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 眺め終わったら更に北上、北京にも勿論ある鼓楼と鐘楼を足早に見学し、タクシーを急かせ天壇公園に向かい、円形の有名な建築を見た。もうその頃には晩秋の陽はあっという間に沈んでいった。

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(鐘楼)

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(鼓楼)

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(天壇)
 此処で第二部最終回を目前に、中国で見つけた看板がどんな店であるかクイズを出そうと思う。重い話題も多かった今回、是非口直しに!

1便利店、この単刀直入な命名は日本ではどんな店にあたるでしょう?

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2 これは星と言う一文字が最大のヒントです。

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3日本人なら一度は絶対入った事があるでしょう。

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4クリスマスに盛り上がります。

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5さて、次の二つの店はいったい何屋さんでしょう?どぎつい赤が何やらいかがわしいですねぇ。

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