眠れない夜が開けようとしていた。未だ暗い内にベッドから出た。一番乗りかと思っていたらアリが決意の朝の礼拝をメッカに向かい捧げている。ティメも眠い目をこすりながら出てきた。出発だ。と言うより出陣と言う気持ちが強い。しかしこんなに朝早く出発し…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。