やりなおしの旅私的ロマンチック街道ロヴィニからピランへ

 夢の様な三日間はあっという間に過ぎ、遂にロヴィニを去る朝となった。

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 いつもの様に素晴らしい朝。

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大好きだった風景を心に焼き付けるべく、もう一度大好きだった場所を巡る。

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朝食は宿を見渡す事が出来る軽食屋さん。

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半島の反対側だって負けてない。

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もうちょっと足を伸ばして

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聖エウフェミヤ教会にも登ってみた。聖人さん三日間本当にありがとう!

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未だ観光客が押し寄せないメインストリートも素敵だ。

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猫ちゃん達さようなら!彼等は路地裏じゃなく、メインストリートが縄張りだ。

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店の小扉が八百屋さんになってた。

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もう一回軽食屋さんで珈琲を頂いた。これでクロアチアの通貨は使い果たした。思い残す事は無い。

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と思いつつも後ろ髪を引かれながらバスステーションへと向かう。

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ロヴィニからバスに乗りスロベニアの国境を超えピランに向かった。イストラ半島の美しい街、クロアチア代表がロヴィニならスロベニア代表はピランだ。共通する事は共に旧ヴェネツィア共和国の街と言う事。なんでヴェネツィアの街は素敵な街ばかりなのだろう!

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 ピランもまたロヴィニ同様海に突き出した岬に街が出来ている。私はこの街でもやりなおしたい事があった。前回風向きの関係で乗れなかった半島を周遊する観光船に乗る事。ピランを斜め上方から眺める事。私は船の予約を済ませると、望み通りに眺められる場所を探す事にした。

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 こいつが結構手間取った。位置的には十分想定していたのだが、見れる筈の場所は全て高級住宅に埋め尽くされて個人が入り込む余地が無い。やっとの事で望みの場所を探し当てた。普通ピランを紹介する時、城壁から真っ直ぐ岬を見下ろす写真が使われるが、斜めから見下ろす風景の方が立体感があり、私はそんな風景を眺めたかったのだ。

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 上の写真でも解る通り、ロヴィニに聖エウフェミヤ教会があった様に、ピランにも一番高い場所に聖ユーリ教会が建っている。

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 此方はロヴィニとは違って修復直後の出来立てホヤホヤ木の香りが薫ってきそうな螺旋階段を登る事が出来た。勿論眺めも抜群だ。

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 夕刻になったので、今度は王道に城壁に登ってピランの夕焼けを堪能した。

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 夕焼けが終わり城壁が閉門し、坂を下る途中のトワイライトも素敵だった。

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 勿論暗闇が訪れても素敵な風景は変わらない。

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今日のシーフードはスカンピのグリル。

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帰り道も素晴らしい。このまま歴史の何処かへ迷い込んでしまうのも良いかもしれない。

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