やりなおしの旅 私的ロマンチック街道1ザグレブ

 さて、順番が逆になってしまったが、昨年9月に旅したザグレブからヴェネツィアの旅を紹介したいと思う。Yahoo!ブログの引っ越し関連で、更新速度の遅い私だと引っ越しに絡んでしまうかもしれませんが、進めようと思います。

イメージ 1


 そもそもこの旅は昨年6月に旅したルーマニアから始まった東欧の旅の最後の部分、ロヴィニからヴェネツィアの部分にやり残しを感じ、やり直した旅だ。直接の要因はロヴィニ。時間が無く半日しか滞在しなかったがとても印象的な街だったのにも関わらず、私とした事が半島状の街を片側からしか眺めておらず、絶景でもある反対側からの眺めを堪能せずに帰国してしまった事が悔しくてならなかった。

イメージ 2

ザグレブの中心イェラチッチ広場)
 旅も終わりに近づいて集中力が衰えたか、近くのピランやプリトヴィツェでもやり残しを感じていたのでザグレブ~ヴェネツィア間のやり直しを決めたと言う訳だ。

イメージ 3


 と言う訳で二ヶ月前に訪れ、最早土地勘たっぷりのザグレブのメインバスステーションでお決まりの切り売りのピザを食べながら私のやり直しの旅は始まった。折角のやりなおしなのに空は生憎の雨模様。

イメージ 4

(聖母被昇天大聖堂)
 とは言え此処はザグレブ。何処と無くお伽噺に紛れ込んでしまったかの様な可愛らしい街並みは雨の日でも美しい。

イメージ 5

(聖母被昇天大聖堂の城壁)
 いつになったら完成するやら解らない修復中の聖母被昇天大聖堂の周囲には頑丈な塀が囲っている。それはオスマントルコの襲撃に備えたものだと言う。現在では想像しがたいが当時のオスマントルコの勢力はこの地も脅かす程広大なものだった。

イメージ 6

(聖マルコ教会)
 もうひとつザグレブで忘れられないのが聖マルコ教会、赤白青のモザイク模様の屋根が愛らしい。その教会のすぐそばから聖母被昇天教会を眺められるスポットには恋人達がかけた南京錠がびっしりとかけられている。

イメージ 7


 ザグレブの旧市街は新市街より一際小高い丘の上にあり世界一短いと言われるケーブルカーで繋がっている。その下に以前は無かったビルの高層に街を見渡せる展望台が出来たと言うので昇ってみた。

イメージ 8


 街がインフレしているのか、ガイドブックの情報が遅いのか、ガイドブックに書かれていた料金の倍額に恐れをなしたものの、係員の美人のお姉さんに反論も出来ずエレベーターを昇る。曇ってはいるものの夕暮れ時のザグレブの展望を楽しんだ。

イメージ 9


 勿論ザグレブの展望も素敵だが、いつしかNゲージみたいに見える街を行き交うトラムを見るのが楽しくなってしまい必死でカメラでトラムを追い続けた。そんな私に感化されたのか若者達のグループもトラムを追い続け、いつしか撮り鉄軍団の様になってしまいおかしかった。

イメージ 10


 ひとしきり夕暮れのザグレブを楽しんだ後は夕食だ。前回食費軽減の為殆どの食事を切り売りのピザで済ませてしまったので今回はもう少しマシな食事を摂る事も旅の目的のひとつとした。

イメージ 11


 今回のまず初めは東欧の代表的な料理のひとつケバブチチを頂いた。さて明日はやりなおしの旅の第一段、プリトヴィツェ国立公園で、前回見落とした絶景スポットを探しに行く。

イメージ 12


4travelのページ
https://4travel.jp/travelogue/11413524